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ホムニスタさんのくらしノート

ホムニスタさんのくらしノートvol.3

藤井
藤井
2022.11.25

長らくお時間が空いてしましましたが、お久しぶりのホムニスタさんの暮らしノート更新です。

ディレクター藤井が綴ります。

 

 

今回のホムニスタさんはこの秋、ご入居10年目に突入された山鹿市にお住まいのKさん一家。

10年前から変わらず、和やかで仲良しのKさんご家族。

優しい空気感が漂う穏やかなご夫婦と初対面の時はまだ抱っこ紐の中で眠っていた赤ちゃんだったのにあっという間に小学4年生のお兄ちゃん、ご入居後間もなくして生まれた弟くんも社交性抜群の2年生になられた4人家族です。

 

 

出会いは2012年の夏ごろ。奥さまとご友人、まだ赤ちゃんだったお兄ちゃんの3人でモデルハウスにふらっと来られたのがはじまり。まだこの頃はいつかお家を建てたいなと思いながら何となく見に来られたそうですが、ご家族の意見がまとまりだんだんと本腰が入っていきます。

 

 

 

好きなもの探しの延長線にあったHOMEPARTY

奥さまが趣味の合うご友人とよく雑貨屋さん巡りをして好きなデザインや雰囲気のものに触れて癒されていたそう。その延長線でモデルハウスにふらっと足を運び、当時菊陽町に大規模分譲されたにじの森グリーンタウン内に建っていたホームパーティの平屋のモデルハウス「io」の雰囲気に一目ぼれ。翌週にはご主人も一緒にまたioに訪れ、いつかは家がほしいな、からマイホームが現実に近づいた瞬間でした。

↑平屋モデルハウス「io」

 

10年前を振り返って思うこと

メーカー選びに悩まれた当時、最終的に希望エリアに条件付きの土地を持っているメーカーと悩まれましたがやっぱり自分達が好きな建物を建てたいとホームパーティを選んでいただき、一緒に土地探しから行いました。そこに至るまで他にもいろんなメーカーを見てみたそうですが、やりたいことを細かく伝えなくてはいけないメーカーより、自分好みの施工例がたくさんあるホームパーティだったらお任せで素敵なものが出来そうと感じて頂けたようです。

間取りも契約時からガラッと変わったKさんち。デザイナーがうまく汲み取ってくれたから何でも話せて、よりよく変更できたこともいまだに良かったと感じているそう。

中学生時代に家の設計をする仕事に憧れた時期もあるご主人はデザイナーがもってくる細やかな図面や提案がとても興味深く楽しかったことが家づくりの懐かしい思い出。

9年前の写真を不思議そうに眺めるご兄弟や懐かしそうに話して下さるご夫婦を見て心がとても温かくなりました。

 

 

 

いえづくりを通して芽生えた家具愛

以前からホームパーティがよく採用している広松木工さんの家具。オシャレなものや空間が好きなご夫婦は建物と同時に広松木工さんの家具の虜になりました。

プラン打合せ中にちょうど年に1度の広松木工さんのフェアがあり、そこで食器棚とTVボードを購入されたので家具に合わせた家づくりを行いました。

「長く使うものは妥協しない」というしっかりしたお考えを持った奥さまがご主人出張中にさくっと大きな買い物をされて私たちを驚かせたことは今でも印象深い思い出です。

ご入居10年目でも変わらず広松木工さんの洗練された優しいデザインの虜で今はソファを検討中とのこと。住みながらその時々で好きなものを足していく暮らしが素敵です。

 

 

 

 

庭を通して過ごした子供との9年間

夏はプールを出しっぱなしにし、春はお庭キャンプが定番のお庭での遊び方。

変更可能ギリギリのタイミングでウッドデッキを拡大させたためプールが丁度おける大きさになりました。打ち合わせがスタートすると物理的に変更が出来る・出来ないが発生しますが、何か迷ったらダメかもしれないけれど一度つくり手側に相談して頂けるとスッキリ前に進めると思います。今回は結果ウッドデッキの拡大が叶い、妥協せずにちゃんと相談して良かったと話されていらっしゃいました。

 

またコロナ禍は子供たちにとってのイトコもよんで、子供たちとご主人は外のテントで就寝し、元気な子供たちをあまり我慢させずに自粛生活を楽しめたことが本当に良かったとのこと。

外遊びが大好きなお子さんたちは一時期お庭に宝物やお手紙を埋めるのがブームだったそうで、3年ほど経って掘り返して家族で懐かしい文字やモノを楽しんだこともあるそうです。Kさんご家族らしいお庭の楽しみ方でほっこりします。

 

 

 

家族それぞれが好きなことに打ち込める場所

くつろぎの時間も様々。ご主人と息子さん2人がソファでくつろぎ奥さまはダイニングでゆっくりお茶を飲むこともあれば、ご夫婦がソファでくつろぎ、息子さん2人はダイニングで工作に励んだり。子供たちは気付けば庭で遊んでいることもしばしば。無垢の床でゴロゴロ過ごしてしまうこともあるそう。

 

奥さまも代々受け継がれたお母さま譲りのセンスで好きな雑貨をより愛でられるよう、棚や窓辺にオシャレに設えていらっしゃいます。飾る場所がちゃんとあるのでいまだに趣味の雑貨集めは継続中。空越しに好きなものを眺められるのがお気に入りのスペース。

 

お子さまの成長に合わせて、飾るものにも少し変化が。お子さまのちょっとした工作や成長の記録も可愛く飾られている様子がマネしたい暮らしの景色でした。

 

 

 

 

9年間の蓄積はDIYで補う

この9年間で、3人家族から4人家族になり、赤ちゃんだった子供たちは小学生男子に成長。

遊び道具も学校の教材やランドセルも大好きな図鑑や工作グッズも数えだすと数知れず、たくさんのモノが増えました。増えたモノはDIYでつくった棚やワゴンで収納量を増やしキレイを保たれています。

ダイニング背面のカウンター下には図鑑や学校道具の収納のためのワゴンをご主人が作成。既製品のサイズ感が微妙でシンデレラフィットを目指したそうです。数か月前にお邪魔したときから、今回またひとつワゴンが増えており、その時その時で必要に応じて収納を増やされていている様子がさすが。

来客時は中身をキレイに隠して、普段はさっと中身が取り出せるように、リバーシブルで使えるワゴンです。

 

 

スペースが有効活用されている感じが気持ちいいとDIYがすっかり板についたご主人は満足そう。

他にも新築時に階段下を活用してつくっていた扉のついた収納の中には、自分達で棚板を追加して随時収納量を増やしています。

ちなみにカウンターは弟くんが1年生になるタイミングでお兄ちゃんから譲り受け、お兄ちゃんは2階子供部屋に学習机を置いたそうです。実際は今のところ兄弟共にダイニングやカウンターで宿題などを行い、学習机はご主人のコロナ禍のリモートワークに活躍したとのこと。

 

↑お兄ちゃんが1歳のころのカウンターの使い方

 

元々ものづくりがお好きなご主人はこのお家で暮らされてDIYに精を出され、1番の大作はお庭の木フェンス。新築の打ち合わせの際に既にDIYする事は決められており、角柱だけこちらで施工し、木部分はカット、塗装、取り付けまですべてご主人の力作です。

借り物の家ではなかなか出来ないことも多く、大人も子供も全力で好きなことに挑戦されています。

 

 

 

変わらないことと経年変化

木のぬくもりに癒されることは入居当初からずっと変わらないこと。出張で数日ぶりに帰宅した際にいまだに木の優しい香りを感じ癒されます。素材もデザインも間取りも家具も当時はこだわってつくり上げましたが住み始めるとそれが当たり前に。たまに遊びに来る友人に「木のぬくもり」や「癒しの空間」を褒められると特別な我が家のことを改めて感じることが出来るそう。どこかに出かけても帰ってくると「やっぱり我が家が1番」と思えることが当時妥協せず家づくりをして良かったと10年目の今、感じるそうです。

経年変化が1番出ているのは木製の外壁材。当時より色が濃くなり、お子さんが玄関ドアを開ける時に手をつく部分だけが色が薄く変わっているのもとても愛着を感じるそう。

 

玄関先で突然道行く人に声をかけられお家を褒められたり、外壁をマネしたいと突然訪問してこられた方もいらっしゃるそうで誰かに「素敵」と思ってもらえる事は嬉しいですね、とこちらも嬉しくなるエピソードもお聞かせいただきました。山鹿の温かい地域性や人と人の関わり方も素敵ですね。

↑ご入居間もない頃のKさん家

 

↑経年変化した現在の様子

 

 

 

家族全員が主役のリビングダイニング

食事をするダイニングは工作好きの兄弟の作業台としても活躍。

ダイニングテーブルは入居のタイミングで購入し、やがて10年選手。無垢の素材を選んだのでたまにオイルや蜜蝋でメンテナンスをされています。

子供たちが好きなことを遠慮なく行えるよう、ダイニングの使い方は制限なしがKさん家のルール。いつかお子さまが成長したら思いっきり表面をサンダーで削ってメンテナンスをするのが気持ちいいいだろうなと少し楽しみでもあるそう。

 

広い心で豊かに子育てを楽しまれていらっしゃる様子が10年前に私が抱いたKさんのイメージ通りでとても温か。この日も勢いよくクレヨンを走らせるお2人。見ていて気持ちいい。

 

 

 

 

夫婦の足並みをそろえる、そして思い切りも大切

これからお家づくりをされる方にアドバイスをするとすれば、夫婦でしっかり話すことが大切。

自分達がやりたいことを夫婦で共有して、譲れないことは躊躇せずにやった方が良い。もちろん予算もありますので、優先順位を決めてやりたいと思う事は妥協しないことが絶対におすすめ。一生に一度あるかないかのせっかくの家づくり、後悔のないものにしてほしいとお話されていました。

また、収納も大事。モノを増やさないようににしても子供が成長すると必ず増えてくるそう。なので棚板を自由に追加できたり、オープンな空間を設けておいてDIYで補えるようにしておいたり、長く住む家なので子供の成長やご家族の変化に合わせてどんなタイミングにも柔軟に対応できる空間にしておくとご家族のどの時代も片付けに困らなそうですね。

 

 

 

10年目のスタート、これからのこと

先ほどもお話に出たようにソファも新調したいし、お庭もグレードアップしたい。

9年間子供たちと全力で遊んだお庭もこれから大人も楽しめる素敵空間に進化できればと検討中。子供さんが遊べるように砂のスペースを広めにとっていたKさん家のお庭ですが、植栽を雰囲気良く足したりウッドデッキを広げてもいいなと夢が広がります。

ご入居10年目という節目の年。大切に暮らして頂き、お子さまの成長に合わせて変化させることを楽しみながら暮らされている様子がとても嬉しく感じました。

↑9年前の母子写真、弟くんはまだお腹の中

 

↑現在の母子写真

 

 

 

家族が戻ってこられる場所

「すまいは家族団らん、これにつきます。」まさにKさん一家らしい回答を頂きました。

子供たちが巣立った後に長年住んでいた所に戻って来られることは当たり前ではなくとても貴重なこと。家族だけでなく、古くからのお友達やおじいちゃんおばあちゃんも近くにいる、そんな「地元」と呼べる場所に戻って来られるのはきっとお子さま達が大人になった時に大きな支えになると思います。

10年前、家族を大切に想って建てたKさんのお家。

いつか子供たちが、両親の家づくりへの想いを感じてくれる日がくると良いな、それも家族で住む家を建てる醍醐味だと語っていただきました。

きっとこの場所で育ったお2人は沢山の楽しいおうち時間の記憶を胸に成長されていかれることでしょう。いつかご自身が大切な人と暮らす家を考える時、きっとご両親の想いに触れて幸せな気持ちになるのではないでしょうか。これからのKさん家族のご成長やそれに合わせた暮らしの変化もとても楽しみです。

 

 

 

 

あとがき

今回はYさんご家族を訪ねました。

10年前、ホームパーティのディレクターとして走り出してやっと1年が経った頃の23歳だった私はKさんご家族の柔らかなお人柄にすぐに魅了されて、いつも優しい空気が流れるご家族は私の考える理想の家族のお手本のようでした。そんなことを感じながら土地探しに山鹿市内を走り回り必死に毎日を過ごしていたのをよく覚えています。

知識も経験もまだまだ少ない、きっととても頼りなかった若きディレクター時代の私をお家づくりのパートナーとして選んでいただけたことを今考えてもKさんご夫婦には感謝の気持ちしかありません。

それから10年目を迎える今日まで、たまに立ち寄らせて頂きご主人のDIYの成果物を奥さまと眺めたり、お子さま達のご成長を見させていただいたり、私にとっても大切な10年となりました。

Kさんご家族の皆さま、ご協力ありがとうございました。

これからもご家族仲良く楽しい暮らしを育みながら、ご家族がほっと出来る場所を大切に守っていかれて下さいね。

 

 

 

○HOMEPARTYからのお知らせ

ただいま新外事務所を建て替え工事中です。
スタッフはお向かいのHOTOLIにおります。
ご用の際はHOTOLIまでお声掛けください。

新しい事務所のオープンについては改めてお知らせいたします。
お楽しみに!

     
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