畦道に彼岸花がきれいに咲き、夏も終わりに向けて進んでいますね。今日はお久しぶりのホム二スタさんのくらしノートの更新です。お付き合いお願いいたします。
6月の梅雨真っただ中に熊本市南区で暮らすNさん一家を訪ねました。4月にお引渡しを終え、暮らしがはじまったばかりのお住まい。黒猫の時(トキ)くんが、すっかりのびのびと自由に過ごしている様子にご夫婦が穏やかな笑顔を送られている姿が素敵で、印象的でした。
私がNさんご夫婦とはじめてお会いしたのは1年前の初夏。私自身、第2子の育休から復帰したばかりで、少しだけ緊張しつつ、デザイナーの堤さんとともにatelier leafやモデルハウス「すばこ」のご案内をさせて頂きました。この頃は、まさか1年後にはもう新居で暮らしているとは想像しておらず、Instagramの写真にひとめぼれしたのをきっかけに、とりあえず見に行ってみよう、と予約を下さったのがNさんご夫婦と私たちの家づくりのはじまりでした。
△はじめてお会いしたatelier leaf
世界にひとつの「家」をつくることへの憧れ
ずっと賃貸で暮らすよりも自分たちだけのこだわりの家があるといいなあ、と共通のお考えがあったご夫婦。20代半ばでの家づくりは、ご不安も多かったのでは?と尋ねると、周囲の先輩方も応援してくれる方が多く、ローンの支払いなどを考えても早い方が良いとの思いがあり、若いうちからの家づくりに関しては不安は一切なかったとのこと。周囲の前向きなアドバイスもあり展示場を見学に行ったり、SNSで情報収集をしたりと、少しずつ家づくりの計画のコマを進めていらっしゃいました。
また、働き盛りのご夫婦なので、ゆっくり過ごせるお家時間がほしかったのも家づくりを考え始めた一因だそう。
当初から早く戸建ての新居に住めたらいいなと思っていらっしゃいましたが、予定していた土地の状況から、すぐに叶うと思っておらず、とりあえず話しを聞いてみようと伺ったHOMEPARTYの設計相談会で現状を話してみたら、現実味が一気に増し、歯車が急速に動き出しました。ご夫婦にとっては嬉しい急展開だったそうです。
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同世代でつくられたチームでの家づくり
Nさんのお家づくりのメンバーはデザイナーの堤さん、西村さん、サポートでチームに参加した久保さん。当時みんな20代~30歳になりたてのメンバーです。「家づくりの打合せ」は漠然と大変なイメージがあったそうですが、同世代のデザイナースタッフたちとの打ち合わせは毎回和やかで話しやすい雰囲気。思い残すことなく全てを話すことができたと奥様の笑顔が印象的でした。
お仕事後でお疲れの夜のお時間の打合せを行う事が多かったNさんご夫婦。大変な思いをさせていないか気になっていましたが、嬉しいお言葉をいただけてこちらも安心しました。ちょっと世代が上の私を含める他のスタッフがお打ち合わせに入った際も、いつも優しい笑顔を向けて下さったことも、とても有難く、私たちも沢山のお話をさせて頂くことが出来、感謝の気持ちでいっぱいです。
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譲らないポイントを守り抜いた家づくり
N家の家づくりの絶対的なこだわりはキッチン。お料理が趣味のお2人なので、限りある予算の中で、引き算も必要ですが、絶対に譲らない場所を決めて、そこをとことんこだわったことは今の暮らしの満足度を上げています。
4つ口コンロやキッチンの壁にあしらった緑色のタイルは使い勝手のみならずデザインが好みで、その空間に立っているだけで嬉しさが込み上げる場所とのこと。打合せ当時、デザイナーたちがNさんご夫婦のためにあらゆるタイルのサンプルを集めて、検討を重ねていた様子を近くで見ていた私としては、とても嬉しいお話でした。

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また、収納が多いのも安心して暮らせているそう。打合せ中から置く事を決めていた食器棚をぴったり納められるようにカウンターをつくっているので、一見オリジナルの造作収納のようにも見えて、Nさんらしさが詰まったキッチン空間となりました。

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自分のための時間を生み出すきっかけに
こだわったキッチンは料理がしやすく、毎日の家事を愉しくしてくれており、食洗器や新調した洗濯機も便利で日々の家事の時短を叶えられています。元々こだわっていたデザインや美観の部分だけでなく、設備や家電も新調したことで、自分のために過ごす時間を作り出してくれたそう。せっかくこだわってつくった家なので、日々忙しなく過ごすのではなく、ゆっくりと過ごす時間ができてとても嬉しいとお話下さいました。
また、賃貸のころは音も気にしながら過ごしていたことがストレスだったそうですが、不規則なお仕事の後でも、帰宅後気にせず洗濯機をまわせたり、お風呂にゆっくり入ったり、時くんが走り回っても穏やかでいられるのは戸建てならではの快適な毎日とのことです。
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吟味して選ぶ、こだわる楽しみ
新居での暮らしがはじまって、物選びで大切にしていることは色の統一と、慌てずにとことん悩むこと。色はお2人が好きな緑、青、グレーの雑貨やインテリアを集めています。見渡すと、玄関を開けてすぐに目に飛び込んでくるテラスにお洒落な緑色のアウトドアチェアが。ダイニングチェアや、キッチンにあるタイマーまで色のルールを守ってセレクトされていました。まだまだ吟味中で新調できていないソファも色味が合っていることもあり違和感なく使用できています。


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また、ダイニングテーブルとして採用した宮崎椅子製作所さんのチェリーの無垢材でつくられた丸テーブルは、Nさんちの中でも特に吟味を重ねたこだわりのもの。デザイナーの堤さんも絶賛で、長く使っていきたいとご夫婦も嬉しそう。時くんもその肌触りの良さに、ついつい隙を見つけて寛いでしまします。暮らしがはじまってからも、こだわってつくった家に合わせてモノを厳選していただいている姿はつくり手として、とても嬉しいものです。

住宅街で暮らす
古くからある住宅街にご親族の土地があったNさん。憧れていたBBQも友人やご実家のご家族とも、春に入居してから、よく開催しています。
プラン打合せ中に、これから先、長い時間を通しての土地の使い方を何度も検討しました。隣に建つ建物が建て替わった場合、すぐ近くにあるお祖母さまのお家のこれからのこと、様々な今後の可能性を考えながら建物と庭の配置を決めていきました。辿り着いたのが現在の南側の道沿いを庭にしたプランですが、近隣のお家の方を気にせず庭で過ごせることが良かったと、住宅街だからこその土地の使い方にもご満足の様子です。入居後ご主人がつくった目隠しのフェンスも良い仕事をしています。

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心を豊かにしてくれる細やかなこだわり
Nさんちには随所に細やかなこだわりが潜んでいます。床の素材が変わる部分に入れる「見切り材」の素材は真鍮を使用し、タイルにもオークの無垢床にもよく合うすっきりとした佇まい。横一列に並ぶLDKの出入り口と掃き出し窓、畳コーナーは美しく整ったラインを魅せるために、あえて天井いっぱいに高くせず、天井から垂れ壁をおとしています。リビング正面の柔らかな光を生み出している照明も非日常を感じるひとつ。

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階段にある高窓はHOMEPARTYらしく隅にすっきりと寄せたデザインで、ダイニングに向けて光が注がれるのが気持ちよく、階段に腰かけるのも居心地が良いそう。
細部にまで込められた様々なこだわりはデザイナーによる提案によるもの。図面ではなかなか分かりえない部分の検討を重ねて、Nさんご家族へ想いを込めて考え抜かれたものです。「デザインが生み出す心地よさ」のために、日々デザイナーたちは考える手を止めずに、邁進しております。
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心地いい家族の距離感
すぐお近くで暮らされているお祖母さまとの距離はちょうど良く、何か用があると、お互いにふらっと気軽に立ち寄れるのがNさんご家族にとっては丁度いい。お祖母さまはもちろん、親御さまやご親戚もNさんご夫婦がここで家を建てることを喜んでくれたそう。Nさんご夫婦も小さい頃から奥さまが一緒に過ごしてきたおばあちゃんと近くで暮らせることが嬉しくて、ご実家のご家族を含め、みなさんにとっての安心の暮らしが生まれていました。
家の中でも、ダイニング、リビング、畳コーナー、2階など居場所が沢山。同じ空間でお互いの雰囲気は感じながらも、それぞれの趣味の時間にも集中できます。気まぐれな時くんもその時々に気の向く場所で寛いでくれています。

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ペットとの癒しの暮らし
4年前の赤ちゃん時代に保護した黒猫の時くんはご夫婦にとって、とても大切な存在。そんな時くんとの暮らしも思い描きながら家づくりを行いました。
トイレやこざこざの時くんグッズは階段下へ、換気扇も近くに付けています。食事やお水の場所、キャットタワーで遊ぶ場所など、リビングの中に時くんのスペースがあっても窮屈にならないよう計画をしました。今は壁付けのキャットウォークを検討中。

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窓からぼんやりと外を眺めたり、想いのままに眠り、テーブルやカウンターの上に乗りご夫婦と目線を合わせに来たり。人懐っこい時くんはたくさんの居場所を見つけて、この家での暮らしを自由に楽しんでいるようでした。
家族それぞれの「好き」が集まる家
キッチンにこだわりが詰まっているのはもちろん、玄関の扉を開けてすぐに飛び込んでくるグレーを基調にした玄関の空間はご主人の好きな場所。目の前の大きな窓は庭木やこだわりのアウトドアチェアを絵画のようにきりとっているのが印象的。日常的に使っている自転車もかっこよく壁に掛けて保管されています。
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奥様のお気に入りは毎日使う洗面台。造作の鏡の木枠などデザインがとても気に入っていて、とにかく好きがつまっている。毎日のお化粧もここで椅子に座って、ちょっとだけ時くんの邪魔も楽しみながら過ごされています。
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この家で一番長い時間を過ごしている時くんはタイルの上のひんやり感を愉しんだり、キャットタワーで体を動かす生活を送っているそう。
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お2人の趣味のドラマやゲームをソファでたのしんだり、ご主人は趣味のギターも。段上がりの畳は一人でごろごろするのに最適の場所とのこと。家族が揃わずとも、個々でのお気に入りがある住空間はとても居心地が良いものだなあと改めて感じました。
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住まいは「いろんな幸せがつまった場所」
家族で過ごす、ペットを愛でる、たまの一人時間を過ごす、大切な人たちと集まる。
様々なシーンで幸せを感じることの出来る空間がNさんち。元々カフェを巡る趣味があったお2人にとって、「カフェのようなお洒落な空間」を自宅で体現できたことは、毎日ふとした時に幸せだなあと感じるそう。家づくりでいちばんこだわりたかったデザインの部分。日常を過ごしながら、空間を見渡すと、満足感と嬉しい気持ちを感じながら、穏やかに暮らしていらっしゃいます。
毎日使うキッチンや洗面などをこだわり抜いたことで、暮らしの幸福度をより上げていることも教えて頂きました。
ご家族や周囲の方々を大切にされるお2人だからこその、幸せがつまった暮らし。これから先も、その時々で幸せのカタチを変えながら、楽しく暮らされていかれることと思います。
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あとがき
今回はNさん家族を訪ねました。
私が第二子の育休から復帰して間もない頃、休暇中にHOMEPARTYに仲間入りした若いスタッフ達や先輩方に助けてもらいながら、大好きなお家づくりの現場に復帰させてもらいました。復帰間もない頃、デザイナーの堤さんとともにご対応させていただいたのがNさんご夫婦。
穏やかな中に、家づくりへの想いや希望が溢れるお2人と話すうちに、やっぱり家づくりって良いなあ、戻ってこられてよかったなあと、そんな想いでいっぱいになりました。お話が進むと同じくデザイナーの西村さんや久保さんも仲間入りし、私は子育てとの両立でなかなかご一緒できない期間もありましたが、Nさんご夫婦もスタッフ達も、若くて頼もしい、感性豊かなメンバーで家づくりをしている様子はとても楽しそうで、充実していて、輝いて見えました。そうやって全員の想いが詰まってできたお家は、Nさんらしい落ち着きのある優しい空間です。
これからきっと様々なライフステージを迎えられるNさんご家族の幸せ溢れる未来が、この家で紡がれていくことが、私たちつくり手にとっても大きな幸せとなっています。
この先ずっと、Nさんご家族が豊かな時間を育まれますように。心より祈っております。
集合写真がだいぶボケてしまいましたが・・楽しかった日の記念に。
▽実例集のご希望はこちらから。
