初めまして、デザイナーの西村です。
HOMEPARTYの一員になって1年ちょっとが経ちました。
今回は、設計を担当させていただいた「原っぱぐらし。」について書いてみようと思います。
北側から。200坪を超える広大な敷地。北側は道路に面しているけれど、対向地は下がっていて、道路越しにお隣さんと目線が合う心配はなさそう。南側には畑と林が広がっていて、今後新しい家が建つこともなさそう。南北へ抜ける風がとても気持ちよく感じました。土地の広さを最大限活かして、家の南にも北にもお庭をとれたらいいな、という思いでプランニングを始めました。
南側から。ブラウンの塗り壁に杉板を組み合わせた外観。「室内→ウッドデッキ→原っぱ」の一連のつながりを大事にしました。
北側の玄関を開けたときに南側の原っぱまで視線が抜けるようにしたくて計画した、「ホール以上、部屋未満」の空間。普段は3枚戸を開けっぱなしにして、玄関ホールと一体にして使う想定。カウンター越しに植栽や原っぱを眺めたり、引戸を閉めると簡易的な客間にもなります。
玄関ホール側からダイニングを見たところ。アールの開口の先は吹抜けになっていて、トンネルを抜けた時のような開放感がでたらいいなと思いながら設計しました。
スリッパ収納を兼ねる腰掛け。一見、宙に浮いているように見える納まり。戸のレールが見えないようにしたり、細かいところまでこだわりました。
丸い造作柱と土間スペース。朗らかで物腰の柔らかい施主様ご家族の雰囲気を住まいにも反映させたくて、丸みのあるモチーフをところどころに用いました。薪ストーブはHerald 8 ECOのシングルドア。
乳白ガラスのブラケットライト。側面から器具の台座が見えない構造になっていて、横から見ても美しい。
引手金物も丸い真鍮製。すごく小さな引手なので、指を2本引掛られるように。
キッチンまわりの納まり。タイルの小口を隠しつつ真鍮の見切りでさりげなくアクセントを入れています。タオル掛けは上手工作所さんのもの。
撮影そっちのけで原っぱを刈り込む西村。
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施主様から「細かいところはコヨさん(←私のあだ名)におまかせしますよ!」と言っていただいたこともあり、たくさんのこだわりを詰め込むことができました。設計中は悩むこともありましたが、最後まで楽しく取り組むことができました。本当に感謝しています。
読んでいただきありがとうございました。
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