とうとう今年初、車のフロントガラスが凍りました。本格的に寒くなってきましたね。今日は秋～冬の味覚、おいものおやつについて綴ります。ディレクター藤井です。

ちなみに前回もお写真紹介した我が家のアプローチ、かなり木々が色付きました。

 

 

秋といえばお芋。娘が保育園に行きだしてから芋ほりをして沢山のお芋を持ち帰ってきてくれます。今年は次女の分も加わり大きなお芋がたくさんでした。

我が家のお芋の定番おやつは鬼饅頭。切って混ぜて蒸すだけで出来る手軽さから子供と作るのにも丁度いい。

 

 

 

 

写真は掘ってきたお芋ではなく、購入した紫芋。毎年なぜか紫芋を見つけると買ってしまいます。思い返すと幼少期、同居していた祖母がよく紫芋のお饅頭を作ってくれていていたからだと最近ふと気付きました。お饅頭の皮も食紅で薄紫に色付けをしてくれていたのでキレイで美味しくて、学校から帰る頃に蒸しあがってホカホカを頂くのが大好きでした。私の思い出のおばあちゃんの味です。

ということで、今年は娘とお饅頭作りにチャレンジ。祖母から作り方を教わっていればよかったなあと悔しさもありますが、これから娘と我が家の味を作っていきたいと思います。

 

 

 

まず　はお芋を準備。娘たちが掘ってきてくれたサツマイモと毎年もすでに買ってしまっていた紫芋の観察から。皮をむく前は同じ色だった2つのお芋が皮をむくと黄色と紫色で、それだけで大盛り上がり。娘の反応の良さに母のモチベーションも上がります。

 

余談ですが、子供とのお菓子作りで広さが欲しい時は我が家はダイニングテーブルを使います。サランラップで養生して、散らかった後もラップを捨てるだけの手軽さです。見た目はなんとも・・・ですが取り合えず未就学児の間はこの方法で行く予定です。

 

 

 

早速私もはじめてのお饅頭の皮づくり。薄力粉とベーキングパウダーとお砂糖をふるい入れ、油と混ぜます。我が家は普段の料理もこめ油なのでこめ油を。ひとまとまりにしたらしばらく冷蔵庫へ。何でもやりたい長女のお料理もだいぶ安心して見ていられるようになりました。

 

 

 

続きまして芋餡づくり。まずは切ったお芋を水でさらします。芋を見てやる気が出た次女がここでやっとキッチンへ。水から上げたお芋に砂糖と牛乳を入れてレンジでチン。その後麺棒でつぶしていましたが、こし餡派の私には物足りない粗い仕上がりになったので、最終的にブレンダーで細かく仕上げました。黄色いサツマイモ餡と紫色の紫芋餡の完成。

 

 

 

 

次はダイニングテーブルに移動して広々と芋餡たちを丸めます。粘土遊びみたいで楽しそう。途中から芋餡のつまみ食いに夢中になりましたが何とか餡子の完成。

 

 

 

 

 

そして寝かしていた皮の生地を切り分けてのばし餡を包む。これが思った以上に皮に水分がなく意外と難しい。やぶれ饅頭になったものもありますがまあよしです。

 

 

 

 

最後はお饅頭たちに霧吹きで水をかけ、濡らした蒸篭で蒸します。蒸篭を使う料理の蒸しあがって蓋をあける時、ふわ～っと湯気が立つ瞬間のわくわくが大好きです。

 

 

 

 

ぬれ布巾をかけて水分を飛ばさないよう粗熱をとり完成。（この日は布巾ではなく、破れにくい厚手タイプのキッチンペーパーを使いました。）大きさもカタチも様々のザ・手作りのお饅頭が出来上がりました。

 

 

 

 

私が幼少期に食べていた祖母のお饅頭より皮がしっかりめの仕上がりとなりました。次はもう少し皮をしっとりふんわり出来るように分量を変えてみたいと思います。味はなかなか美味しくて、家族で沢山食べました。

 

 

 

 

少しだけ残ったお饅頭を冷蔵保存し、翌日朝に蒸しなおしても美味しく頂けました。

 

 

 

今回は秋のおやつづくりについて綴りました。HOMEPARTYのお家で暮らすオーナー様とお会いすると、旬のものを家で頂くことの楽しさをよくお聞きします。私もその時期の旬を親子で楽しむ暮らしがこれからも出来ればいいなと思います。ちなみに娘が保育園のクッキングの時間に教わったお芋スティック（細く切ったサツマイモをフライパンで蒸し焼きにして、最後にバターと砂糖を絡めるだけ）もとても美味しかったです。また次回もお付き合いよろしくお願いします。

 

 

 

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