こんにちは、お庭にごきげんの むたぐち です。
「atelier」も「すばこ」も一気に芽吹いてきれいなお庭に癒されています。
すばこはお庭のお手入れだけでなく家の中も改装をはじめました。
築12年をこえたお家をスタッフだけでどこまでいい感じにできるでしょうか。
あたらしい挑戦です。
さて今回もお庭の事。
木々の芽吹きがいい感じなのは当然なのですが、
今回は建築的な目線でのお話です。
4月中旬。
まだ朝晩は冷え込んでいますので家にもデッキにも直射日光がほしいところです。
4月末。
しっかりと葉が芽吹いて家もデッキも木漏れ日のある日陰になってくれています。
ちなみに時間は同じ朝8時です。
2週間ほどでずいぶんとお庭もですが家の中に入ってくる日の光が変わりました。
入居当初は木々もなく朝日もまぶしくてすだれを使って生活していました。
木々が育った今では、すだれは外し木漏れ日を楽しめるようになっています。
大きな木になると木陰や蒸散のおかげで風が生まれて空気がすっきりしているように感じます。
ここ数年は夏場はエアコン1台で過ごしていますが木々が育ってくれてからの方が
家のなかもすごしやすくなりました。
「パッシブデザイン」という考え方になるのですが、四季のある日本で家に入る日の光などを考え
夏を涼しく、冬を暖かくというあたりまえのことをお庭と設計で作っていくものです。
なんだか小難しいことを書いていますが暑い時期は木陰があるといいよね。くらいで感じてもらえると
いいなと思います。
家のまわりが小さな森みたいな家が増えるときっといい街並みになるなぁ~と思っています。
そんなお庭に植え込む木々を実際に見て触って、お家にお迎えする木を阿蘇の山で選んでいただきました。
自分で選んだ子はやっぱりかわいいものです。
種類や樹形、植え込場所でおすすめする木の種類が変わりますのでお好きな方は是非阿蘇に行きましょう!
結局、家よりお庭の話をしてしまいました。
我が家の「さくらんぼ」
赤く色づいてきました。そろそろ収穫祭です。